現代のピアノマン  ベン・フォールズ Rockin' The Suburbs

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 私はギタリストなので、一見ギターモノばかり聴きそうなものですが、この方は一時中毒になってると思うくらい、体がベンのピアノのグルーブにハマっていました。

 ピアノのテクニックもですが、メロディーセンスが本当に良くて作曲能力が本当に高い。

そんなベン・フォールズのバンド一時解散後?(ベン・フォールズ・ファイブ復活してますので)

一発目のソロ・アルバムRockin' The Suburbsです。

 

  一曲目のANNIE WAITSは昔のドラムマシンを使ったそうですが、

ハンドクラップとシンプルなピアノから始まり、そして軽めのサウンドのドラムマシンが入ってくる絶妙な絡み方が非常に効果的で、この遊び心がある展開は見事としか言いようがありません。そこからの歌のメロディーの展開もとてもキャッチーでもっと売れても良かったのでは?といつも思います。(私が知らないだけ?)

 

そんなANNIE WAITSですが、ライブバージョンも聴きたいと思い

BEN FOLDS AND WASO LIVE というDVDを買ってみましたが、オーケストラが壮大すぎて

良さを消しあってるんではないかなと感じました。上でも書きましたが、音のローハイさによるいい意味でしょぼさが、曲のポップ感が増しているのだと改めて感じました。

 

そして、ピアノほとんど弾けませんが弾きたくなってしまうZAK AND SARA,

これ弾けたらカッコイイだろな、疾走感がたまりません。

 

3連リズムのGONE、ブリティッシュポップのようなLOSING LISA ,

日本盤のみのボーナストラックのHIRO'S SONG,

リズムのかっこいい(こういうのボードヴィル風っていうんですか?)

僕はいつも君がそばにいえくれるからラッキーな男さと歌う、ロマンティックなTHE LUCKIEST

  これほとんどの楽器ベン一人で演奏しているなんて凄すぎです。

ソロ一作目にしてこれだけ楽曲の質とバラエティの豊かさ、演奏、完成度とポピュラリティーの要素を持つアルバムを送り出せるのは圧巻です。

 

 

 

 

ノラ・ジョーンズ come away with me

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 最近、youtubeで自宅からの配信を見かけたりして、僕の中で再燃しているのが

ノラジョーンズです。

 

 衝撃のデビューアルバムcome away with meで、うるさ目の音楽ファンをも魅了した、

歌声と音楽性で瞬く間に一流大物アーティストの仲間入りをした印象でしたね。

 

 当時はまずジャケット写真を見た時からその美しさに、手にとって聴いてみたいと思わせるオーラがあり、しかも何か賞をたくさんとって凄いらしい(あまり賞とかは聴く時、僕は基準にしていませんが)といった印象でした。

 

 当時はrock中心の僕にとってはとても大人っぽいジャジーな音楽であり、カントリーなど

あまり聴かないジャンルで、あるにもかかわらず瞬く間にお気に入りなアーティストになりました。 

 有名な話ですが、ビートルズとも親交が(特にジョージ・ハリスン)あったシタール奏者

ラヴィ・シャンカールがお父さんという、親の七光も関係ないくらいの才能ですね、でも音楽の才能と言う意味ではやはり受け継がれているという事でしょうか。

 

 come away with meはYouTubeの自宅からのミニコンサートでも、ギターで弾いていて

変わったリフを弾きながら歌いにくくないかな?と感じたのですが、歌の安定性は抜群で逆に歌のうまさが際立ちますね。何本か見たライブでもこのスタイルでこの曲をやっている時があり、そんな不思議なリフなのですが、当時のインタビューでうまく弾けないギターで作曲したほうがいい歌詞やメロディが生み出せると、come away with meはギターで作った曲だそうです。

 このcome away with me のアルバムはその後、僕が働く事になった高級中古オーディオショップで試聴盤であり、どのシステム(組み合わせ)でもそれなりに良い音で鳴ってしまいますので、反則だなと思いながらもよく使用されていました。

 

 それだけ、高音質な録音でもありアナログ盤やSACD盤も聴いてみたいと思い、SACD盤を入手する機会がありSACDプレイヤーをもっていないのに拘らず購入してみました。

 このSACDはハイブリッド盤になっていてSACD層と普通のCD層となっていますのでとりあえず普通のCDで聴けるので(CD層だけですが)将来SACDを手に入れて楽しみたいと企んでいます。

 試聴してみましたが、相変わらず良い音です(CD層ですが)CDで十分と違うかなと思わせるほど

ノラ・ジョーンズがそばで歌っているのではないかなと錯覚するくらい。

 

 SACDはアナログ的な音の持ち味があるそうなので、是非聴いてみたいです。

耳にもさらにやさしく聞こえるのでは、と期待してしまいますね。

 

 Norah Jones – Mini Concert Live in the Home もおすすめです。

 

 

まだ種の状態ですが、これから少しずつ

 日々感じる事や、その時好きだったりハマっている事(特に音楽でしょうか)

流行りとズレたりしている事も多いと思いますが、記して行きたいと思います。

 

 簡単な自己紹介ですが、わたしは40後半の男性になります。

10代20代、30代とバンド活動をしていましたが、それ以降はバンド活動はしてはおりません。

 

 40代以降は音楽の趣味も少しずつ変化して、アコースティック寄りのサウンドがより一層好みになりました。

 

 音楽を聴く時には以前より生活に彩りを与えてくれる心地良い音楽を日々探し出して楽しめるようになってきました。

 

流行りと逆行する事も多々ありますが、

生きる糧になるような音楽を一緒に共有していきたいと思っています。